Adempiereでは、データの登録・編集を行うウィンドウを簡単に作成できます。
Adempiereで新規にウィンドウを作成する手順は、以下のとおりです。
・AdempiereにSystem Administratorとしてログイン。
・メニューから、
アプリケーション構成 > テーブルとカラム
ウィンドウを開く。
・「テーブル」タブで、新規作成アイコンをクリックして、データの新規作成。
・「DBテーブル名」の項目で、テーブル名を入力(SAMPLE_TABLE1など)
・「名前」の項目で、名前を入力(SAMPLE1など)
・「データ・アクセスレベル」の項目で「すべて」を選択。
・保存アイコンをクリックして、データを保存。
・「テーブルからカラムをコピー」ボタンを押して、「テーブル」のセレクトボックスから、
「M_FreightCategory_貨物カテゴリ」を選択。
(「M_FreightCategory_貨物カテゴリ」は、最も単純な構造のテーブルのため、コピー元のテーブルに使います)
⇒「カラム」タブにデータ(レコード)が作成されます。
・「カラム」タブの右下にある「カラムを同期」を実行。
⇒データベース(OracleまたはPostgreSQL)にテーブル(とカラム)が作成されます。
・メニューから、
アプリケーション構成 > ウィンドウ、タブ & フィールド
ウィンドウを開く。
・「ウィンドウ」タブで、データの新規作成。
・「名前」の項目で、ウィンドウの名前を入力(Sample Windowなど)
・保存アイコンをクリックして、データを保存。
・「タブ」タブで、データの新規作成。
・「名前」の項目で、タブの名前を入力(Tab1など)
・「テーブル」の項目で、「テーブルとカラム」ウィンドウで作成した値を選択。(SAMPLE_TABLE1_SAMPLE1)
・保存アイコンをクリックして、データを保存。
・「フィールドを作成」ボタン実行
⇒「フィールド」タブに、データ(レコード)が作成されます。
次に、ウィンドウをメニューツリーに表示するための設定を行います。
・メニューから、
システム管理者設定 > 一般ルール > システムルール > メニュー
ウィンドウを開く。
・「メニュー」タブで、新規作成アイコンをクリックして、データの新規作成。
・「名前」のテキストフィールドに、名前を入力(Sample Window1など)
・「アクション」セレクトボックスで、「ウィンドウ」を選択。
・「ウィンドウ」セレクトボックスで、作成したウィンドウを選択。(Sample Window)
これで、新規にウィンドウを作成する作業は完了です。
一度ログアウトして再ログインすると、ウィンドウが使えるようになります。
このようにして作成したウィンドウは、Javaクライアントからでも、
ZKウェブアプリケーション(ブラウザ)からでもアクセスできます。
ソースコードを1行も書かずに新規のウィンドウが作成できます。